今日の午前中は玉野市内での打合せで、11時から。
終わる時間が読めないので、ランチタイムを玉野市内か、岡山市内に戻ってからにするかを出発前に思案していました。
すると、2月に玉野市内でオープンしたラーメン店が、10時から営業しているとの情報をキャッチ!
これは、先に早めのランチを済ませてから打ち合わせに行けば、ちょうどいい感じ。
つるかめ食堂
先月13日にオープンしたばかりのラーメン店ですが、夜は居酒屋にもなるようです。
とりあえず先に、つるかめ食堂でラーメンを食べてから打ち合わせに行くことに決めましたが、このお店、調べてみると知る人ぞ知る「はまんど」を継承したお店だったんですね。
「はまんど」の大将は、ラーメン屋でありながら、第一回讃岐うどん王選手権で優勝し、初代讃岐うどん王の称号を与えられた方でした。
「盛の大将(もりのたいしょう)」のニックネームで、知る人ぞ知る店主だったんです。
「はまんど」を継承しているお店は、岡山市南区高崎に「煮干し専門店 六三ラーメン」がありますが、つるかめ食堂は六三ラーメンの店主のお姉さんが、盛の大将の教えを乞うて始められたとのことです。
(残念ながら、行きたいリストには入っていながら六三ラーメンは未訪問です)
これは超期待できますし、とても楽しみです。
本当にいいお店を見つけることが出来ました。
お店の駐車場に着いたのが、開店10分前の9時50分。
駐車場は敷地内に8台分のスペースがあり、お店の裏手の北側にも15台分確保されています。
北側の駐車場はお店の横の細い道を通って回ってくださいね。
少しお店の周りの写真を撮らせていただいている間に、10時になり暖簾が掛けられました。
つるかめ食堂のラーメンは、煮干しの「中華そば」のみ!トッピングの味玉や、平日ランチの餃子や唐揚げのセットもおススメ
古民家風の建物の玄関の暖簾をくぐって入店しましたが、店内はとてもキレイです。
一番乗りの入店で、今のところお客さんは私一人。
靴を脱いで上がるのかなって思える玄関ですが、靴のまま上がって大丈夫みたいです。
テーブルやカウンターが3つの部屋にそれぞれ配置してあります。
入ってすぐの部屋には、カウンター席が5つと、4人用テーブルが2つ見えました。
私は真ん中の部屋の、厨房の前のカウンター4席の端に着座。
奥にもカウンターが4席と、4人用テーブルが1つか2つあったように思います。
そしてメニューです。
つるかめ食堂は、ラーメンは「中華そば」一本で勝負されているんですね。
ほのかに匂う煮干しが、もう美味しさを確信させてくれます・・・
- 中華そば 690円
- 麺大盛り 170円
- チャーシュー増し 300円
- 味玉入り 100円
- ぎょうざ5個 290円
<平日のランチ>
- 餃子セット 950円
- 唐揚げセット 950円
ビール等のアルコール類や、もつ料理も提供されているようです。
特に「もつ」は美味しいようで、是非夜にも訪れてみたい!!
さて、注文ですが私はご飯は要らないので、中華そばと餃子をお願いしました。
すると、ご飯が要らなくても、「餃子セット」にした方が30円安くなりますよって店員さんに教えて頂いて、そちらに変更!
でも、このラーメンはご飯とも合うから、是非食べてみてとの事でご飯も頂くことにしました。
ちなみに、つるかめ食堂の中華そばの麺は、開発に4年かけていると聞いて期待度が更に上昇。
ダメもとで、平打ちの麺はありますか?
と聞いてみると、ありますよ!と嬉しい返事。
ただ、茹でるのに時間がかかるらしく、忙しい時間はやっておられないようですので、ご了承のほど・・・・
今回は、開店と同時だったので私一人だったから対応して頂けました。
ひと口目で美味い!と言ってしまう、つるかめ食堂の煮干しスープの中華そばは、麺の喉越しも極上で完食&完飲!
注文してから5分と少しくらいで着丼です。
美味しそうな予感から、絶対に美味しいとの確信に変わる瞬間・・・・
黄金色のスープと輝く鶏油。
チャーシューとシナチク、そしてネギというシンプルさが、更に食欲を増幅します。
では、スープから頂いてみましょう!
思わず目を閉じてしまいました・・・・
美味しい。
鶏油に包まれて、研ぎ澄まされたような煮干しのスープが口中を支配します。
これは薄っすらと豚骨系の味もする?
伊吹島煮干しの出汁に豚骨の清湯と、Wスープですね。
あっさりしているのにコクがあります。
美味し過ぎますね。
ずっとスープを飲んでいたい気分ですが、麺にいきます。
平打ちの縮れ麺。
すすってやると、これまた極上・・・・・
口の中に入った瞬間、小麦の風味が広がり、ツルツルでモチモチの麺が喉を駆け抜けていきます。
さすがに4年の歳月をかけて完成した麺は、国産小麦も使用して文句無しの出来ですね。
少し硬めに茹でられていますが、これがバッチリです。
チャーシューも、このラーメンにはこのチャーシューしか無いでしょ!?っていう仕上がり。
低温調理されたチャーシューでしょうか(違うかも知れません)
スープに溶け込みつつ、しっかりと味わいを出していました。
いやぁ、これぞ渾身の一杯ですね。
美味しいラーメンに圧倒されましたが、一緒に注文した餃子も美味しかったんですよ!
焼き具合も抜群で、ジューシーさが堪りませんでした。
この餃子、食べる時に気を付けて下さい。
ジューシーゆえに、噛み切ろうとすると中のスープが飛びます!
ゆっくり噛み切るか、ハフハフ言いながらひと口でいっちゃってください。
本当に美味しい餃子でした。
ご飯と餃子、そしてご飯とラーメンと、食べるはずじゃなかったご飯も大活躍で、最後に残ったご飯はラーメンのスープの中に入れて頂いちゃいましたが、これまた最高。
確かに、ご飯と合うラーメンでしたね。
10時30分、完食&完飲にて、今日もご馳走様でした。
私も近いうちに六三ラーメンに行きたいと思いますが、店主が言われるには、どっちがいいとか美味しいとかじゃなく、つるかめ食堂のラーメンは六三よりもマイルドに進化しているそうです。
これは店主も言っておられましたが、好みだと思うので、六三ラーメンの訪問が楽しみになりました。
追記
盛の大将は一昨日までおられたそうで、お会いできなくて残念でした。
もつやきと中華そばの店 つるかめ食堂
■ もつやきとちゅうかそばのみせ つるかめ食堂
■ 住所:岡山県玉野市田井3-19-14
■ お問い合わせ:080-2948-0756
■ 営業時間:
<昼>10:00~14:00
<夜>18:00~20:00
<定休日>水曜日(祝日の場合は翌日が休み)