食べ歩きをする前から何度も訪れていた、リーズナブルにフレンチが食べられるお店として人気がありましたが、いつの間にか閉店されていました。
2024.2.25時点で、尾道ラーメン 燈 高島店 として営業されているとの情報を得ました。
ボンクラージュの閉店は結構ショックですが、またどこかであの話好きの店主と出会えればいいなと思います。
尾道ラーメン 燈も好きな店なので、近いうちに訪問します。
<2020.1.5>
正月気分も抜けつつ、年始の休みもあっという間に最終日。
帰省等でランチも1週間行けていませんでしたが、今日が2020年になって初ランチ。
プチ贅沢もいいんじゃない?ということで、嫁とフレンチの店、ボンクラージュにてお昼のミニコースを堪能してきました。
小さなお店ながらも、本格的なフレンチのお店で、リーズナブルな料金で美味しい料理を提供してくれるお店です。
休日のピーク時は、予約しないと入れないこともあるので、昨日予約を入れておきました。
ボンクラージュの営業も今日(1月5日)からのようです。
場所はJR高島駅から車で2分くらいの所で、近くに広い道路も出来ているので、岡山中心部からのアクセスも良くなっています。
11時30分に予約をしていたので、5分前に到着。
駐車場は店の前に3台と、横に4台の計7台分あります。
11時30分、Closedの看板がメニュー看板に替えられてオープンです。
高島駅から徒歩圏内 フレンチのボンクラージュのランチは、5つのメニューから選択!気軽に行けるお店ながらも予約がおススメ
一番乗りで入店。
予約している旨を伝えると、席に案内してくれ着座です。
何気ない心遣いが嬉しいですね。
お店は3人で切り盛りされているので、席数は多くはありませんが落ち着く空間になっています。
座席は、私たちも座っている2人用テーブルが3つ、4人用テーブルが1つ、そして円卓のようになったカウンターが8席ありました。
今日は私たちを含めて7人が予約されていたようです。
気軽には入れるお店ですが、休日は特に予約されておいた方がいいと思います。
ランチメニューは入り口にもありましたが、
- ガレットランチ 990円
- 今週のランチ 1,300円
- お昼のミニコース 2,200円
- 贅沢ミニコース 2,750円
- お昼のフルコース 3,600円
この5つの中から選ぶようになります。(金額は税込)
私たちが選んだのが、お昼のミニコース。
ミニコースは、メイン料理を魚か肉を選びます。
両方食べたいので、私たちは肉料理の「豚の首肉のソテー ハンガリー風」と魚料理の「鮮魚のポワレ トピナンブール(菊芋)のソース」を一つづつお願いしました。
ワインを含めたドリンク類も豊富に用意されています。
ワインが欲しくて堪らないところですが、嫁が運転出来ないのでガマンです。
夜のメニューは入り口を入ったところのボードに書かれていました。
特別な日に、是非夜のメニューも利用してみたいものです。
注文を済ませて、一皿目が出てくる前に2人連れの方、2組が入ってこられました。
ボンクラージュの洗練されたフレンチの味に満足!ワインが欲しくなるも、一品ごとのソースや素材に舌鼓
お昼のミニコースを注文してから、15分くらいで一皿目が運ばれてきました。
木の器の傷が多少気にはなるものの、美味しそうです。
こちらが、藻貝と海藻バターで、藻貝はそのまま食べて、海藻バターはバケットに付けて食べるのがおススメとの事。
見事な美味しさ!
味は凝縮されてコッテリしていると思えながらも、口に入れるとサラッと風味が駆け抜けるって言うんでしょうか。
間違いなく美味しい!!
次に、自家製のロース生ハムと、ニンニクの効いたアイオリソース。
こちらもお見事!
もう少し欲しい・・・・
そしてワインが無性に欲しくなります。
自家製生ハム、ほんのりとした塩味と熟成された旨味が最高ですね。
次がこちら
トラウトサーモンのマリネと、富有柿のヴィネグレット。
柿のビネガーソースはサッパリとして、サーモンも臭み等は全くなくて、旨味を引き出しています。
口に含むとサーモンが溶けていく感じ。
もう少し欲しい!!
そしてクロックムッシュ。
中にハム(ベーコン?)が挟んでありますが、これが玉子になると、クロックマダムになると教えて頂きました。
カリっと焼かれたパンのサンドイッチみたいでした。
小さな器に入った白いのが、ベーコン味のプリンで、「フランマーチン」と聞こえたんですが、その名前の料理は調べることが出来ませんでした。
でも初めて食べる味でした。
プリンよりも少しザラついた感じの食感で、スッとベーコンの風味が鼻を抜けていきます。
うーん、これも不思議な味なのに美味しい。
ワインを我慢するのが辛くなりそうですが、一つ一つの料理が美味しくて味わうことが楽しめるのでガマンできます 笑
そしてオーダー30分後くらいに次のお皿の登場です。
豚の舌のコンフィです。
ガレット生地に豚のタンが乗っていますが、味としてはベーコンのコクを更に増したような美味しさでした。
色々説明を頂いたんですが、覚えられませんでした 汗
ガレットに巻いて食べると、更に美味しくなったので、いい組み合わせなんでしょうね。
そして12時20分くらい、そう注文後50分弱でスープとパンが来ました。
安納芋のスープです。
これが風味抜群で、安納芋の甘さをスッキリさせて、本当に美味しいスープでした。
パンは温め忘れか、冷たいままでちょっと残念でした。
そして12時40分くらいにようやくメインの登場!
まずは嫁の頼んだ、鮮魚のポワレ。
かかっているソースがトピナンブール(菊芋)ですね。
魚は、鯛です。
ひと口もらいましたが、これはもう堪らない美味しさでした。
パリパリに揚げ焼きにされた皮の香ばしさと、ふっくらとした鯛の身の甘みが絶妙です。
これは美味しかった!
そして私の頼んだ、豚の首肉のソテー ハンガリー風です。
ハンガリー風なので、パプリカの赤色がかったソースがいい感じです。
豚の首の肉って、いわゆる「トントロ」だそうです。
脂の多い肉が、ソースでそれを旨味に変えていますね。
思ったよりも量があったのに、あっという間にこちらも美味しく頂きました。
中に入っていたエリンギも良かった・・・・
残しておいたパンで、お皿に残ったソースもキレイに浚えました。
そして13時10分前にデザートです。
クリームチーズのアイスと、カスタード、そしてココナッツミルクがかけられています。
古典的なデザートということでしたが、チーズ好きな私としては、丼一杯でも食べられそうな美味しさでした。
濃厚なチーズとココナッツミルクが合ってましたね。
キウイの酸味がカスタードのコクをスッキリさせていたかな。
そして最後にコーヒーを頂いて13時25分にお店を出ました。
11時30分に入店したので、約2時間はこれまでで一番長かったかな。
私たちの後に続々とお客さんが入ってこられて、一気に満席になってしまったので厨房が追い付かなかったんでしょう。
3人で切り盛りされているのは分かっていたし、特に急ぐことも無かったのでゆっくり頂けました。
一つ一つの料理に必ず説明を付けて下さり、料理に対しても真剣さが伺えます。
ただ、時間にも寄るんでしょうが、時間が多少かかるのでゆっくり時間のある時に、寛ぎながら来店されるのがいいんじゃないでしょうか。
そして、前にも書きましたが、予約を忘れずに!
※ちなみに、Bon Courage (ボンクラージュ)っていうのは、フランス語で「頑張って!」という意味のようです。
ボンクラージュ (BonCourage)
■ ボンクラージュ
■ 住所:岡山市中区高島新屋敷389-5
■ 予約・お問い合わせ:086-275-7771
■ 営業時間:
<ランチタイム> 11:30~15:00(OS14:00)
<ディナータイム>17:30~22:00(OS21:00)
日曜営業
<定休日>毎週水曜日 第4木曜日
(1月~11月のみ 12月は営業)