10時から矢掛本陣すぐ近くで打合せがあり、終わったのが11時前だったので、今日が3回目の矢掛でのランチになりました。
初めての1回目が、発酵亭のテンペ料理、そして2回目は10日ほど前に、侍イタリアンでパスタを楽しみました。
そして3回目、今日のランチのお店は、矢掛駅から歩いて7分くらいのところにある、備中屋長衛門・お食事処 邑楽里(ゆらり)という、古民家を再利用した、和食のお店です。
昨日に続き、古民家のお店となりました。
何と、お向かいが発酵亭です。
ずっと洋食系のランチが続いていたので、今日こそ和食を食べたかったんですよね。
観光駐車場(無料)の「にぎわい駐車場」に車を停めて、そこから歩いて2分くらい。
10日ほど前に来た時とは様子が全然違い、駐車場もガラガラで、人もまばらでした。
やっぱりあのときは、祭りの前でイベントとかあったのかも知れませんね。
重厚感のある入口、玄関です。
開店の11時ちょうどに暖簾をくぐって入店です。
邑楽里(ゆらり)の玄米麺とは!?古民家の歴史ある重厚感の中で、ランチメニューを姫御膳に決定する
入店と同時に、いきなり違う時代に来たような感覚になります。
味がありますね~。
歴史を感じる、木の温もりさえ感じる息づかい・・・・
誰も居ない??
「すみませーん!」
と声をかけると、優しそうなおばさんが顔を出してくれました。
「予約してませんが、1人でもいいですか?」
聞いてみると、どうぞお上がりください、と中に案内してくれました。
部屋に入る前に調理場とカウンターがありましたが、テーブルのある部屋に入らせてもらいました。
席は、カウンターが数席と、4人テーブルが2つ、2人テーブルが3つあり、私は外の景色が見える、端の2人テーブルに着座しました。
庭の手入れは・・・ちょっと行き届いてない所も見受けられましたが、やっぱり庭を見ながらっていうのは、いいですね。
欄間や、箪笥等、その当時のものも置いてあったり、重厚感のある「歴史」も感じられました。
そしてメニューに目を通します。
メニューは、玄米麺のみの「やっこ膳」と、小鉢の付いた「姫御膳」の2種類になります。
その2種類の中で、特選美星牛玄米麺が選択出来て、デザートセットも付けることができます。
また、替え玉やトッピングもできるみたいですね。
玄米麺というものが、どういうものか分かりませんが、小麦を使ってないということは、グルテンフリーの麺っていうことですね。
食べたことが無いだけに、興味津々!!
せっかくの古民家、その雰囲気を十分に楽しみたいし、ここは「姫御膳」を注文しました。
野菜中心の小鉢5種盛後の、邑楽里(ゆらり)の玄米麺は、麺も出汁つゆも初めての味!ちょっとクセになる!?
昨日のランチ同様、畳の上に配置されたテーブル。
ただ昨日のイタリアンに対し、今日は「和」です。
BGMも琴の音が流れています。
他のお客さんがおられないので、とても静かで、落ち着いていい感じ。
日本人だなってあらためて感じます。
また、不織布のおしぼりが多い中、邑楽里は、温かいタオル地のおしぼり。
うんうん、やっぱりおしぼりは、これがいいなぁ。
なんて感心していると、注文後10分経たないくらいで小鉢5種が運ばれてきました。
玄米麺は、この小鉢を食べ終えた後に出てくるとの事。
サラダがドレッシングじゃなくて、もろみ味噌かな?
これが結構いけます。
胡瓜はもろみ味噌で食べたりしますが、他の野菜にも合うんですね。
これはちょっと新しい発見でした。
久々に食べるハジカミ生姜に、適度な塩加減のサバ。
5種盛は、あっと言うまに平らげてしまいました。
そして、いよいよ玄米麺です。
パッと見は、普通のお蕎麦ですが、この玄米麺を食べに来られるお客さんも多いとか。
私が注文したのは、普通の玄米麺ですが、特選美星牛玄米麺にすると、700円~800円金額がアップします。
どう違うのか、簡単でもメニューに書いてあれば・・・なんて思いました。
「やっこ膳」なんて、倍の金額になりますもんね。
何も情報が無ければ、ちょっと手が出ません 汗
熱々の蕎麦やうどんには、必ずネギが欲しい私としては、ちょっと見た目に物足りないものがありますが、まずはチャーシューから頂いてみましょう。
混ぜることなく、そのまま箸でつまんで食べたからか、冷たかった・・・・
なのでちょっと脂も感じてしまいました。
先に熱々のスープに漬けてからの方がよかったですね。
2枚目はスープに漬けてから・・・・
う~~~ん、まぁこんなもんかな。
このスープというか、つゆが独特な、個性のある味をしています。
お店おススメの辛味噌を入れれば、更に美味しくなり、また追い辛味噌で更に更に美味しさアップです。
(個人的感想です)
少し山椒の味もするような気がしますが、そんなに辛くないのに汗が出て来ました。
そして、玄米麺。
この食感、なんて表現すればいいんだろう・・・・
自分のボキャブラリーの少なさを恨めしく思いつつも、軽い弾力&モチモチ、そして噛み切るときのサクっと感?っていうんでしょうか。
今まで経験したことのない食感であることは確かです。
スープ、つゆの個性が強すぎるのか、玄米の風味自体は感じられませんでした。
正直なところ、美味しい!!っていうんじゃ無いんですが、不思議なクセになる味であることには間違いありません。
スープも全部飲み干して、完食です。
ご馳走様でした。
スープまで飲み干したので満腹になりつつも、今回の邑楽里(ゆらり)のランチに関しては、個人的にちょっと割高感を感じました。
玄米麺自体が通常の麺よりも割高になるからだと思いますが、玄米麺が好きだったり、それを分かった上だとおススメできます。
男性だと、きっと物足りないと思えますので、替え玉や煮卵等のトッピングで調整されればいいでしょう。
観光スポットにもなっている矢掛の中でも、邑楽里(ゆらり)のように、古民家を再生したりしたお店っていうのは、やっぱり見て欲しいお店ではあります。
備中屋長衛門・お食事処 邑楽里(ゆらり)
■ 備中屋長衛門・お食事処 邑楽里(ゆらり)
■ 住所:岡山県小田郡矢掛町矢掛2562-1
■ 予約・お問い合わせ:0866-84-0333
■ 営業時間:
ランチ:11:00~14:00(月・火・金・土・日)
ディナー:17:30~20:00(金・土)
※ディナーは不定休。ご利用の方は、要問合せ
定休日 水曜日・木曜日(要予約 金・土のみ居酒屋営業あり)